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仕事の疲れが溜まると腰が痛くなる、あるいは肩が凝る、というのはよくある話です。筋肉疲労が蓄積して症状として現れる訳です。しかし、朝起きるとすでに腰が痛い、肩が凝っているという方が、最近非常増えた様に思います。 寝ている間はしっかり身体は休めているはずなのに・・・一日のスタートがこれでは気が 重いですよね。もしかして、寝ている間に身体に負担を掛けてしまっているのでは?
確か小学校のキャンプの時、夜中に突然ムクッと起きあがって、寝ぼけてラジオ体操をやっていた友人がいました。もし夜中にあんな事をやっているとしたら疲れるだろうなぁ、と考えてみたりもしますが、さすがにそんな人は滅多にいないでしょう(笑)。
では、一体何が原因なのでしょうか?今回は、敷き布団の硬さについて考えてみましょう。

以前から「敷き布団は硬めが良い」というふうに言われ、いわゆる"せんべい布団"で 寝続けている方がとても多いように感じます。ここで、人間の体の構造について考えてみたいと思います。


人間の背骨というのは横から見ると、緩やかなアルファベットのS字の様なカーブを描いています。これを背骨の生理的湾曲といいます。このゆるい湾曲がバネの役割をして、身体にかかる負担を分散させたり吸収してくれている訳です。
しかし、せんべい布団の様な平らで比較的硬い物の上に寝た場合、身体の重みにより、背骨の湾曲が無理矢理伸ばされてしまう場合があります。このS字曲線のバランスが崩れれば、寝ている間の何時間かはそのストレスに耐え続けなければなりません。無意識のうちに力が入ってしまっている訳です。これでは、首や肩・腰が疲れてしまいます。先程のラジオ体操どころの問題ではありませんね。 背骨にかかるストレスを考えたら、逆にキャンプの時の友人は、適度な運動後スッキリ寝られたのかもしれない・・・なんて考えることも出来ます。
まぁそれはさて置き、要するに何が言いたいかといえば、自分の身体に合った布団を選ぶ事が大切だという事です。

では、なぜ昔からせんべい布団が良いとされてきたかといえば、日本人の体型が比較的扁平であったからでしょう。なので、腰の反りが少ない方であれば硬めの布団で構いません。しかし、背中や腰の湾曲がハッキリしている方は、硬めのマットなどを利用して、身体の曲線にフィットするように布団の硬さを調節する必要があります。
身体に合った布団で寝ることで、朝起きた時の疲労感はかなり軽減されるはず。そもそも、寝て疲れるなんておかしな話。睡眠は体力を回復させる為のものなのですから。

今までの話を参考に、今一度睡眠の環境を見直してみてはいかがでしょう。これで、気持ち良く一日のスタートが切れることは・・・間違いない!!(^o^)

(院長:本山)

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